株主優待とは
株主優待とは、企業が自社の株を権利確定日に保有していた株主に対して年に1~2回優待券やサービス券、お米券やカタログギフトなど自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。
権利確定日から約3か月後に送られてきます。
持っている株数・年数によって内容が違う
株主優待は、持っている株数によってもらえる内容が異なってきます。
100株保有から優待をプレゼントしてくれる企業が多いのですが、500株~1000株などはより良い優待品となっているケースがあります。
しかし、投資金額が限りがありますので、家族2人で100株ずつ持つと500株分と同程度の品がもらえるようになります。例えばビックカメラ。
ビックカメラの株主優待は100株で年2回(2月:2,000円相当、8月:1,000円相当)の年間3,000円の買物優待券が送られてきます。
また、株式の保有期間が1年以上で更に優待券が1枚(8月:1,000円相当)がプラス。
2年以上で1枚(8月:1,000円相当)がプラス。100株で年最大5,000円の優待券がもらえます。
一番お得にもらえる株数を把握して投資を検討するというテクニックもお伝えできればと思います。
株主優待目的だけの投資は要注意
優待はあくまで「おまけ」です。配当が0円でも株主優待を続ける企業はありますが、投資先としては配当を出している企業を優先して選んだ方が良いでしょう。
優待廃止や改悪を事前に知ることは出来ない為、配当の有無、優待内容、株価に対して大盤振る舞いをしていないか、過去に優待改悪をしていないかなど、購入前に財務情報も含めて、総合的に判断する必要があります。
優待投資はあり?なし?
私が投資を始めるきっかけは株主優待でした。
商品が送られてくる楽しみに、気長に続けられる投資先としてありだと思います。
デイトレードなどプロの土俵で戦う必要は無く、精神衛生上もよい。
配当と優待を継続的にもらえ本業に影響しない事にも魅力を感じています。